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上場企業が見放したカフェの売上を対前年140%にした話

私が過去に社長をしていた会社で、1社だけ、カフェを運営していた会社がありました。

と言っても1店舗だけフラッグシップ・ショールーム的に運営していたもので、いわゆるカフェチェーンとは異なります。


そして、私が社長をやるくらいですので、売上はずっと低迷していました。そしてポイントとしては、親会社が外食の雄とされる上場企業に変わって3年経ってもなお、低迷が続いて赤字になっていたことでした。

聞くところによると、外食の雄としてのプライドもあってか、店舗オペレーションやブランディング等々に詳しい優秀な人材を次々に送り込んで、V字回復を試みていました。データ分析をしながらメニューを変えたり、内装を変えたり、席を増やしたり、店の名前もマイナーチェンジを繰り替えしたりなどなど、外食産業の盛り返しの王道を攻め続けていたようです。



そこに私が社長として来ました。

実は私、学生時代のアルバイト等も含めて、外食産業に携わったことは1秒もありませんでした。

近しい経験としては唯一、食品工場を自分で買い取っていたことくらいでしょうか。ただ、食品つながりといって基本は製造業ですので、何も関わりはありません。


そんな私が主導することで、半年もたたない間に売上はぐんぐん回復し、初年度で対前年140%を記録できました。そして黒字に。

いったい何をしたのか?


まずは、2-3日自分が店内をウロウロし、目ぼしいお客様に声をかけていたくらいです。詳しいデータを見たわけでもありませんが、その時点でほぼ答えは出ていました。逆に、今まで何人も外食産業のプロフェッショナルが関わっていたのに、なぜそれが見いだせなかったのかが不思議でした。


そう、当たり前のことを当たり前にやっただけのことです。

種あかしは……


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